朋ちゃんと僕と、O中のみんな
2年D組のテーマは「ジャングル」だった。
文字とおり教室をジャングルにしたのだが、
グループみんなで見に行ったら、グループのひとり、タケが
ヘンな笑顔を浮かべて、ユウコにこしょこしょ、と何か話した。


ユウコもタケも、ふたりでゲラゲラ(??)


なんのハナシだかわからないので、僕も、トモも、シンも
その輪に加わった。


......。ハナシを聞いて、僕も爆笑。


タケが想像したのは、ジャングル=ムダ毛。だった


やっぱり中学生だから、そんなちょっとのことで笑い転げて(^^)

僕らはちいさなゲームを編み出した。


男女入り乱れて向かい合って輪、になる。

それでみんなで歌う。


「2D(の展示テーマ)は何だ、2Dは何だ、2Dは何だ、?」


最後の瞬間、「ジャングル!」と言って

輪の中の誰かの股間を指差す(笑)。



全員一致で誰かに指先が集中したら、そいつの負け。

でも、このゲーム、その指先に示すのは別に、男の子とは限らない(笑)


女の子が男の子の股間を指差しても良いし、その反対でも良い。

だから、その指差した股間を想像して、みんな喜んでいたから
おおらかで開放的な時代、どっちかというと、コドモの「ランバダ」みたいな
ものだったのだろうと思う。


また、(股じゃなくって)自分の意識している相手の股間を
公然と指差しできるのはまた、快感だったのだろう(特に女のコ)。

僕は、トモの股間を指差して「ジャングル!」と言うと

彼女はエロティックに笑って僕を見、その笑顔は大人びてステキだったし
彼女もまた、反対のことをした。



このテのゲームを、僕らは沢山開発するのだけれど
それはまた、別の機会に話そうと思う。

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