朋ちゃんと僕と、O中のみんな
声を掛けて来た。
奴は,奴なりに自信を持って朋ちゃんに接してきたのだろう。
けれど,ぜんぜん相手にされないで自信を無くしてるみたいだった。
...そりゃ,陸上みたいにはいかないだろうけど(笑)。
こういうテアイは,努力すれば必ず勝てる、なーんて思ったりする。
下手に、なにかのジャンルで一番になったりすると、他でもその1番が
通用すると思う,単純な判りやすい奴だ。
ま、中学生だから当たり前だが。
で。
ECは、僕の学帽をずっと朋ちゃんが被っていた訳を聞いてきた。
「知らないよ、そんなの。本人に聞けよ」
と、僕が答えると、ECは半分怒ったみたいに
「協力してくれって言っただろう」
そう言う。
これもよくあるタイプだが、自分が言うと必ず承諾すると思うらしい。
ま、社長の息子だからこんなもんだろう、と
僕は相手にしなかった。するとECは
「お前は、ホントのところどうなんだ?」
そう、聞いてきた。
いや、ホントもなにも。
朋ちゃんが困ってるって言うから、と...
つい僕は本当のことをECに言ってしまう。
奴は,奴なりに自信を持って朋ちゃんに接してきたのだろう。
けれど,ぜんぜん相手にされないで自信を無くしてるみたいだった。
...そりゃ,陸上みたいにはいかないだろうけど(笑)。
こういうテアイは,努力すれば必ず勝てる、なーんて思ったりする。
下手に、なにかのジャンルで一番になったりすると、他でもその1番が
通用すると思う,単純な判りやすい奴だ。
ま、中学生だから当たり前だが。
で。
ECは、僕の学帽をずっと朋ちゃんが被っていた訳を聞いてきた。
「知らないよ、そんなの。本人に聞けよ」
と、僕が答えると、ECは半分怒ったみたいに
「協力してくれって言っただろう」
そう言う。
これもよくあるタイプだが、自分が言うと必ず承諾すると思うらしい。
ま、社長の息子だからこんなもんだろう、と
僕は相手にしなかった。するとECは
「お前は、ホントのところどうなんだ?」
そう、聞いてきた。
いや、ホントもなにも。
朋ちゃんが困ってるって言うから、と...
つい僕は本当のことをECに言ってしまう。