白雪姫


「もちろん、2人には聞こえてなくて

偽りの喜びをずっと演じてた。


だから私も演じたんだ。


心配かけてごめんね。

ありがとう。って。



そう言った私を

2人は抱きしめてくれた。



冷たかった。

あったかい温もりなんて

どこにもなかった。



愛されて無かったことを

すごく実感した時だった。」

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