白雪姫
「いいの…?」
と、柚が。
剛は目を見開いている。
「もちろんっ!」
ぱぁっと花が咲くように
笑う2人。
陸はそんなみんなを見て
微笑んでいる。
「私、木下 美麗。
よろしくね!」
「私は柚!神崎 柚!」
「俺は飯田 剛だ!
剛って呼んでくれ!」
ずっと微笑んでいるだけの陸を
3人は期待の目で見る。
「はぁ…僕は天野 陸。
君たち2人は天野って呼んでくれて
いいからね」
と、王子スマイル。