白雪姫


「いいの…?」

と、柚が。



剛は目を見開いている。




「もちろんっ!」



ぱぁっと花が咲くように

笑う2人。



陸はそんなみんなを見て

微笑んでいる。




「私、木下 美麗。

よろしくね!」



「私は柚!神崎 柚!」


「俺は飯田 剛だ!

剛って呼んでくれ!」


ずっと微笑んでいるだけの陸を

3人は期待の目で見る。



「はぁ…僕は天野 陸。

君たち2人は天野って呼んでくれて

いいからね」



と、王子スマイル。



< 29 / 33 >

この作品をシェア

pagetop