ハート♡⃛ドロップス



「そっそんなの絶対ないない!
凪生くんは友達だよ!友達っ!!」


「それはどーかな、ま。アイツみてりゃもろバレだし。言葉なんかなくたって気持ちめちゃめちゃ伝わってんじゃん!」


わたしの言葉を松下くんが遮る。


だって好きとか
そんな風に考えたことない。


凪生くんだって。

そんな風には思ってないよ...

「わたしと凪生くんもは仲はいいけどそれだけだよ。たとえ“好き”って思ってくれてるとしてもそれは友達の好きで恋愛の好きとは違うよ。///」


そしてわたしの言葉の後に
紗絵ちゃんは首を傾げながらこういった。


「あのさ...男女の間に友情って存在するのかな?」



わたしは少し考えて


「男女間の友情はあるよっ。わたしと凪生くんがそうだもん。なんでも気軽に言える仲!だもん。」


そう答えるわたしに松下くんが
キリっとした表情で話を割った。


「ありえねー!ぜってーないっ!男女の友情なんてあるもんか!!」


「えー?なによそれ。それじゃ現にこうしてる私たちとタカトは?」


紗絵ちゃんが納得いかなさそうに質問する。



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