ハート♡⃛ドロップス
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「えっ!ちょっと!///C組蛯原くんなんだ実行委員。」
「一緒の子羨ましい!///」
さっそく放課後に開催される
学園祭の実行委員のあつまり。
わたしと凪生くんが扉を開けた瞬間
他のクラスの女の子のヒソヒソ声が聞こえてくる。
...どこにいても凪生くんの人気はやっぱりすごいな。
そんなことを思いながら
円形に組まれた席に
わたしと凪生くんは隣同士に着席した。
「僕は今回学園祭実行委員長を勤める3年の伊藤。それじゃあ、まず自己紹介からしてもらおーか?」
席に着くとすぐ伊藤先輩が会を進行し始める。
勢いよく立候補したものの
なんだか急に緊張してきちゃった!///
わたしは自分の番が回ってくるまでの間
そわそわと
落ち着かないでいた。
そんな様子に気付いた凪生くんが