ハート♡⃛ドロップス
わたしたたちは
世間話をしながらたくさん笑って
楽しい時間を過ごしながら作業を進めた。
「片瀬さんっ!そこのガムテープとってくれる?」
「あっうん!!ちょっとまって。」
頼まれて立ち上がったわたしは
ブルーシートをふんずけて足を滑らした。
「「っ!!!」」
「片瀬っ!!!!!」
凪生くんの声が聞こえたと同時に
わたしの頭上に木の板が
倒れてくるのが見えた。
ぶつかる!!!!!
思わずぎゅっと目を閉じると
「っっ!!」
大きな影がわたしの上にフワッと覆いかぶさった。