緋扇物語~光と闇に生きるお姫様~
ナイト
 俺の名前は、龍。美玖と同じ13才だ。俺の仕事は美玖を守る事。元々は三人で守っていたけど、色々あって一人になってしまった。美玖は守られるのが好きじゃないから普段は普通に美玖のそばに付いている。そうしないと、いつ誰に誘拐されるか分からないから。美玖はお母様とお父様の血を受け継いでいるだけあって美少女だ。ちなみに、俺と美玖は緋扇(ひせん)という魔力のある扇を使いこなしている。緋扇はコントロールが大変で失敗すれば緋扇の中にある闇に飲み込まれて緋扇の力が暴走してしまう。だから、緋扇を使いたいと思う人は沢山の修行をしなければならない。俺はその試験で緋扇を使おうとした時にほんの少しだけ力が暴走しかけたが美玖がたまたま試験会場にいたおかげで助かった。美玖は俺を合格としてそのあとにまた修行を始めた。
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