理想的恋愛
5月半ば
高校生活にも慣れてきて、毎日にが
普通だった。
しかし今日は少しそれがちがった。
下駄箱には古典的なものを感じさせる
ラブレターがあった。彼女の容姿も
まぁまぁいいということなので経験も
あったがその日はなんだか変な感じが
した。今回もさりげなく断って終わり
そう信じていた。だからこれが人生
の分かれ目だということも
これから起こる波乱にさえきずく
ことさえできなかった。
放課後、部活もないので時間通りに
向かった。その辺に関しては礼儀や
常識はわきまえている。
しかし名前が書いてなかったので
どんな人が来るのかわからなかった
しかし私にとって彼はゼノア
ただ一人なので気にしなかった。
足音がする、私の背中の方から
来ているのだろう。私は振り向こう
とする。私は目をギョッとさせ、
口をパクパクさせて動かすのだった
あまりの衝撃に声がでなかった。
「ずっと前から好きでした。
僕と付き合って下さい・・・」
そう普通の告白のセリフを口に
したのは、黒髪とクールな声
眉目秀麗な顔まさしく、、、
ゼノアまたそれにそっくりな
顔の人間だった。