Cry for the moon
「あっ、そうだ。」
何か思い付いたのか、彼女がカバンの中をごそごそと漁り始める。
「なんだ?」
「ん?あのね…あった、コレあげる。」
彼女はボールチェーンの付いたマスコットを手のひらに乗せて差し出した。
「は?なんだソレ?要らねぇよ。」
「えー、もふもふしてかわいいでしょ?今日、ペットボトルの紅茶買ったら付いてたの。」
「しかもオマケかよ!!」
(オレは彼氏のオマケって言われてるみたいな気分だ…。)
何か思い付いたのか、彼女がカバンの中をごそごそと漁り始める。
「なんだ?」
「ん?あのね…あった、コレあげる。」
彼女はボールチェーンの付いたマスコットを手のひらに乗せて差し出した。
「は?なんだソレ?要らねぇよ。」
「えー、もふもふしてかわいいでしょ?今日、ペットボトルの紅茶買ったら付いてたの。」
「しかもオマケかよ!!」
(オレは彼氏のオマケって言われてるみたいな気分だ…。)