Cry for the moon
「なんで?」

「…だって…。」

恥ずかしそうに答えるアユミの服を脱がせるとトモキは優しく体中に唇と舌を這わせた。

「アユ、好きだよ。」

トモキは何度もそう囁きながら、アユミの腰を引き寄せた。

初めての時こそぎこちなかったトモキが、今ではもう随分慣れた手つきでアユミを抱く。

それがもう、当たり前のようになっていた。




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