Cry for the moon
「ごめんなさい…。」

「謝んなバカ…。」

リュウトはアユミから手を離して、静かに呟いた。

「もっと早く会えてれば…なんてな…。こんなのオレらしくねぇな。全部忘れろ、オレの事なんて…。」

「宮原くん…。」

「今日は送って行かねぇけど…気をつけて帰れよ。」

「うん…。」

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