Cry for the moon
トモキがホッとした様子で呟くと、アユミがクスクス笑ってトモキを見上げた。

「実態って…。面白い事言うんだね…。」

「あ…。」

(マジでかわいいっ…!!オレもう…どうすればいいんだぁっ!!)

ドキドキが激しくなって、トモキは思わず赤くなった顔を隠すように両手で顔を覆う。

「トモくん…?」

「ごめん…大丈夫…。」

(オレ…カッコわりぃ…。)

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