名前も知らない君へ


よかった…君にケガがなくて。


俺は痛かったけどそんなの考えられなかった。



「ご…ごめんなさい!!!大丈夫ですか…
あれ???私あなた知ってる…」



「大丈夫だよ。うん毎朝会ってたよね。」


君は少し考えてはっと気づき

「あぁ!!あの道ねっ!」


って満足そうに笑った。
その綺麗な笑顔に惚れたんだ。




「俺さ。」


< 11 / 18 >

この作品をシェア

pagetop