名前も知らない君へ



「つか朝暗いよな??」


「低血圧だから朝弱いの…」


だから暗かったのか…よかった。

あ!

「最近行く道変えたのか??」


「うんっ…でもまたあの道にする。」

君は真っ赤になった。
…可愛すぎる。






「准??」


あ…裕二の存在忘れてた…


裕二は俺と鈴香を見てニヤリと笑い、



「あぁ!わかったわかった…
じゃぁね~」っと去っていった。




鋭いなぁ…



鈴香を見ると目が合ったので



ちゅっ



頬にキスして、


「前のマックで待ってるから。」



と足早に出て行った。




赤くなってるのバレたくねぇからな。






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