名前も知らない君へ


その日から、
「いつもより早く」だったのが
「いつもの時間」になった。

君を一目でも見たくて、会いたくて。



だけど初めて見た日以来、
君の笑顔を見ていない。


いつも曇った顔をしてるんだ。
朝早いからかもしれない。



だけど気になるんだ。














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