名前も知らない君へ



「准<ジュン>は奥手だよなぁ~
話しかけなきゃなんも始まんないぜ??」


俺の親友、裕二<ユウジ>に相談した。



「わかってるけど…
恥ずかしくて無理っつか…」



バシンッ!!

突然裕二に肩を叩かれた。



「男はそんなこと言ってる間に話しかけろよ!!ばぁか!」



…だよな。



「ありがとうな。俺頑張るわ。」



裕二は頑張れよっと言いながら笑った。
男から見てもかっこよかった。



よっしゃ。明日…明日だ。
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