消えてくれない
好きが溢れた日
2人が付き合いだして3ヶ月ぐらいたった。
「スミレ、最近アヤカの様子が変なだけどなんかしらない?」
「私もそう思うだけどさ...。でも私からはアキに言えない...。ごめん。アヤカに聞いてみた?」
「聞いたけど、あいつ絶対答えないんだよ...。もしかして俺と別れたいとか?」
「それは絶対無いと思う!だって私毎日のように惚気きかせられるんだよ?笑」
「は?笑俺が言った事とか全部スミレに筒抜けなわけ?笑」
「うん笑全て知ってる笑」
「マジかよぉ...。俺めっちゃ恥ずかしいじゃん笑」
「私はそうゆうのいいといいと思うなぁ...。お互いに相手のことを大切に思えるって凄く素敵なことだよね。」
「なぁ...スミレはそうゆう人出来ないの?」
「アヤカと同じこと言ってる笑」
「2人でスミレのことよく話してんだよ笑スミレは大切な友達だからさ^ ^」
「...。出来たら教えるよ。」
アキと話ながら帰って、家に帰ってベットに突っ伏した。
自分がしてることがとてつもなく馬鹿らしく思える。
大好きな人が違う人のことを想って悩んだり、笑顔になってる所を真近で見ているのは辛い。
でも、その人とのこの関係が壊れる方がもっと怖いし辛い...
『どうしたらいいの...?こんなこと誰にも相談出来ない...』
そんなことを考えているとカバンの中に入れていた携帯が鳴った。
アヤカからメールが来ていた。
「私、アキと付き合うの辛くなってきた...」
自分でもどうしていいか分からなくなっていたタイミングでこんな事を言われると、ますます心が揺らぎそうになる。
「どうした?なんかあった?」
心の動揺がバレないように返事を打つ。
「私ね、アキと他の子が話したり笑い合ったりしてると、どうしても嫉妬してしまうの...。友達だからしょうがないって思ってても我慢出来ないの...」
「そっか...。でもアキはアヤカが思ってる以上にアヤカの事を大切に思ってると思うよ?」
「分かってる。分かってるよ?アキにもこの前同じこと言われた。
スミレとアキが仲良く話してるのは全然平気なの。スミレはアキの気持ちがちゃんと分かってるでしょ?
でも最近シオリと凄く仲がいいの。スキンシップとか凄く多いし。不安なの。」
「確かにシオリちゃんとは仲がいいと思う。でもあのスキンシップはただ遊んでるだけだから、アヤカは心配しなくていいと思うよ?」
「私我慢出来ない...。こんなに辛いんだったら
アキと別れる。」
画面を見て固まった。
『な..にそれ。辛い?何が?これだけアキに想われてて?
何が足りないの?私だったら、私が彼女だったら小さい嫉妬でアキを疑わない!あんな辛そうな顔なんかさせない!
なんで...?なんでアヤカなの?!」
私の中で何かが壊れていった。
「別れたいの?」
「別れたくはないけど...。辛すぎて。アキってモテるでしょ?」
「まぁ、性格いいしカッコいいし...。モテると思うよ?」
「え?スミレ誰がアキの事好きなのか知ってるの?お願い知ってたら教えて?」
『....』
「私」
「え??スミレ?スミレ、アキのことが好きだったの?」
「うん」
「いつから?」
「高校に入ったときから」
「ごめん!ほんとにごめん。スミレの気持ち知らなかったから惚気とかいっぱい聞かせた。本当にごめんなさい!」
冷静になって我にかった。
言ってしまった。
絶対に言わないはずだったのに!
『壊れる!この関係が壊れてしまう!アキとの関係が壊れてしまう。アキに嫌わらる...』
私がまず最初に感じたのはアキに嫌われることに対する恐怖だった。
友達を傷つけたことに対する心の痛みよりも、自分を守ることに必死になった。
「アヤカとアキの話は私が聞きたかったから聞いてたの。気にしないで?私こそごめん。アヤカとアキは付き合ってるのに...」
「ごめんなさい。本当にごめんね?」
「そんなに謝らないでよ。一つだけお願いがあるの。アキには私の気持ちは言わないでほしい。
私は2人に別れてほしいとは思ってないの。今のこの3人の関係を壊したくないの。
だからお願い。」
「分かった。アキには言わない。でも、本当にごめんね。」
「スミレ、最近アヤカの様子が変なだけどなんかしらない?」
「私もそう思うだけどさ...。でも私からはアキに言えない...。ごめん。アヤカに聞いてみた?」
「聞いたけど、あいつ絶対答えないんだよ...。もしかして俺と別れたいとか?」
「それは絶対無いと思う!だって私毎日のように惚気きかせられるんだよ?笑」
「は?笑俺が言った事とか全部スミレに筒抜けなわけ?笑」
「うん笑全て知ってる笑」
「マジかよぉ...。俺めっちゃ恥ずかしいじゃん笑」
「私はそうゆうのいいといいと思うなぁ...。お互いに相手のことを大切に思えるって凄く素敵なことだよね。」
「なぁ...スミレはそうゆう人出来ないの?」
「アヤカと同じこと言ってる笑」
「2人でスミレのことよく話してんだよ笑スミレは大切な友達だからさ^ ^」
「...。出来たら教えるよ。」
アキと話ながら帰って、家に帰ってベットに突っ伏した。
自分がしてることがとてつもなく馬鹿らしく思える。
大好きな人が違う人のことを想って悩んだり、笑顔になってる所を真近で見ているのは辛い。
でも、その人とのこの関係が壊れる方がもっと怖いし辛い...
『どうしたらいいの...?こんなこと誰にも相談出来ない...』
そんなことを考えているとカバンの中に入れていた携帯が鳴った。
アヤカからメールが来ていた。
「私、アキと付き合うの辛くなってきた...」
自分でもどうしていいか分からなくなっていたタイミングでこんな事を言われると、ますます心が揺らぎそうになる。
「どうした?なんかあった?」
心の動揺がバレないように返事を打つ。
「私ね、アキと他の子が話したり笑い合ったりしてると、どうしても嫉妬してしまうの...。友達だからしょうがないって思ってても我慢出来ないの...」
「そっか...。でもアキはアヤカが思ってる以上にアヤカの事を大切に思ってると思うよ?」
「分かってる。分かってるよ?アキにもこの前同じこと言われた。
スミレとアキが仲良く話してるのは全然平気なの。スミレはアキの気持ちがちゃんと分かってるでしょ?
でも最近シオリと凄く仲がいいの。スキンシップとか凄く多いし。不安なの。」
「確かにシオリちゃんとは仲がいいと思う。でもあのスキンシップはただ遊んでるだけだから、アヤカは心配しなくていいと思うよ?」
「私我慢出来ない...。こんなに辛いんだったら
アキと別れる。」
画面を見て固まった。
『な..にそれ。辛い?何が?これだけアキに想われてて?
何が足りないの?私だったら、私が彼女だったら小さい嫉妬でアキを疑わない!あんな辛そうな顔なんかさせない!
なんで...?なんでアヤカなの?!」
私の中で何かが壊れていった。
「別れたいの?」
「別れたくはないけど...。辛すぎて。アキってモテるでしょ?」
「まぁ、性格いいしカッコいいし...。モテると思うよ?」
「え?スミレ誰がアキの事好きなのか知ってるの?お願い知ってたら教えて?」
『....』
「私」
「え??スミレ?スミレ、アキのことが好きだったの?」
「うん」
「いつから?」
「高校に入ったときから」
「ごめん!ほんとにごめん。スミレの気持ち知らなかったから惚気とかいっぱい聞かせた。本当にごめんなさい!」
冷静になって我にかった。
言ってしまった。
絶対に言わないはずだったのに!
『壊れる!この関係が壊れてしまう!アキとの関係が壊れてしまう。アキに嫌わらる...』
私がまず最初に感じたのはアキに嫌われることに対する恐怖だった。
友達を傷つけたことに対する心の痛みよりも、自分を守ることに必死になった。
「アヤカとアキの話は私が聞きたかったから聞いてたの。気にしないで?私こそごめん。アヤカとアキは付き合ってるのに...」
「ごめんなさい。本当にごめんね?」
「そんなに謝らないでよ。一つだけお願いがあるの。アキには私の気持ちは言わないでほしい。
私は2人に別れてほしいとは思ってないの。今のこの3人の関係を壊したくないの。
だからお願い。」
「分かった。アキには言わない。でも、本当にごめんね。」