夏いっっっ!!!
「それは違うよ、若いの。
 ケンちゃんは遊ばれている」

よく考えればケンちゃんの名前をどうして知っているのだろうな主人 次生が言った。

「そーですよね、次生さん」

一人野郎剛には次生さんが急に神に見えた。

「恋ってゆうのは、エッチすればいいってもんじゃない。
 そんな関係になるのを楽しむもんだ。
 我慢したり、我慢させたり、そんな駆け引きを楽しむもんさ」

エロい感じで嫌気がさす。

「恋ってそーなんスか?」
ケンちゃんには衝撃だった。

「恋ってそーでしょ~が」
うなずく剛、そして、見守る神様次生。

「でも、先輩方、俺はカホが好きなんです」
「遊ばれているのに…」
剛が残念そうに言う。

「しっかり伝えよ」
神気分次生。

「ハイ、分かりました。」
ケンちゃんは立ち上がり、『一度よってて』から去った。

「ケンちゃん…」
剛は去っていくケンちゃんに男を感じていた。

「若いの。行っといで」
「有り難うございます」


話がどんどん変な方向へと進む裸の物語り。
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