夏いっっっ!!!
「何しに来たの?」
一番年食っちゃってる男、次生が幽霊に話しかける。
「何か、お腹すいちゃって」
「食べれるの?」
と、疑問を口にしつつ、焼きうどんをさっと作るバイト剛。
「ハイ、おまちど~」
「いただきます」
白い顔した、白いワンピースを着た、透明な身体。
やっぱり幽霊なのだ。
どこか存在感が薄い。
「お譲ちゃん、名前は?」
幽霊が恐くなくなった次生さんであった。
「…ナミです」
「ボインの航海士だね」
ボケなのか、天然なのか?次生が言う。
「ボインって古いだろ、航海士ってワン○ースじゃね~から」
早速ツッコミを入れる剛さん。
剛はツッコミがクセ化しつつある。