ピエロの楽しみ
なんて僕が思いふけってたら、夕が出てきた。
えっ、早くない?
『夕、早くない?上がるの』
夕「ん~。そうかなぁ?
僕これから女の子とデートだから早めに用意しなくちゃいけないの」
陸「お前、またかよ!
いつか女に後ろから刺されて死ねっ!」
うん。ありそうだね。
否定できないや。
『そういえば、連。
昨日何かあったの?
僕たち連に呼ばれて来たのに連が無言だったから倉庫に泊ったんだけど。
』
佐久「そういえば、そうでしたね。
連、どうかしたんですか?」
連「……」
えっ?
無言ですか?また?
昨日もずっと無言だったじゃないですか。
連「昨日、学校に行っただろ?」
『えっ?あぁ、うん。』
学校?みんなで言ったけどなんか関係あるのかな?
てか、学校って言っても不良校だから出席日数のためにみんな行ってるけど授業中遊んでたりサボったりがほとんどだけど。
どうしたんだろ?
佐久「昨日、何かあったんですか?
そういえば、昨日の学校帰りから様子がおかしかったですね。」
夕「そういえば、そうだねぇ。」
陸「連!何かあったのか!?」
そして、連が口を開いた。
連「姫にしたい奴がいる」