ふわふわりと風船
学校に居場所がなくて、外にも居場所がなくて、家にも上手く馴染めなくて、いつしか狂った歯車は、歪な音を立てて、静かにしずかに僕を孤独にさせた。
進む先のない出口を探すような、不安と曖昧さに僕は焦燥や孤立感を抱き、足掻こうとも藻掻こうとも行き止まりで。
息が詰まるんだ、足が前に進まない、進めない。怖くて、僕だけ何かが違う。
いつしかそうして僕は、心のバランスを崩して壊れた。
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