MAHOU屋
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十七時になると、レインさまはアトリエの戸締りを始める。
冬のように外が真っ暗になっていたとしても、夏のように夕陽がまだ斜めのところにあっても、鳩時計の告げる時間をきっちり守っている。
入り口には鍵を、大きな窓には雨戸を、そして小さな窓にもきちんとカーテンを閉める。
そうしてから今日使った道具全てを両手に持って裏庭に持っていく。
裏庭はアトリエとも隣接していて勝手口もあるのだけれど、立ちふさがるように棚が置いてあって、出入ることも、見ることもできなくなっている。
裏庭はリビングを通り過ぎた階段脇から入っていく(因みにリビングからも裏庭は見えない)。
そこは出入り口ではなく大窓で、レインさまは秘密基地のような使い方をしているようだった。
その裏庭は高い塀に囲まれているから、隣の家の人もわかりにくくなっている。
二階から見る風景も小さな森を見下ろしているような気分になるくらい、緑の木々でその一角を覆っている。
どの角度から見られても隙がないくらいに、徹底的に裏庭を隠している感じがする。
十七時になると、レインさまはアトリエの戸締りを始める。
冬のように外が真っ暗になっていたとしても、夏のように夕陽がまだ斜めのところにあっても、鳩時計の告げる時間をきっちり守っている。
入り口には鍵を、大きな窓には雨戸を、そして小さな窓にもきちんとカーテンを閉める。
そうしてから今日使った道具全てを両手に持って裏庭に持っていく。
裏庭はアトリエとも隣接していて勝手口もあるのだけれど、立ちふさがるように棚が置いてあって、出入ることも、見ることもできなくなっている。
裏庭はリビングを通り過ぎた階段脇から入っていく(因みにリビングからも裏庭は見えない)。
そこは出入り口ではなく大窓で、レインさまは秘密基地のような使い方をしているようだった。
その裏庭は高い塀に囲まれているから、隣の家の人もわかりにくくなっている。
二階から見る風景も小さな森を見下ろしているような気分になるくらい、緑の木々でその一角を覆っている。
どの角度から見られても隙がないくらいに、徹底的に裏庭を隠している感じがする。