君に別れを告げる日まで
奏は筆箱からマジックを出した。

そして奏は泣きながら机に書き始めた

《*2年 D組 13番 谷口結花*

進級した時誰よりも明るくみんなに話しかけていた。
男子からも女子からも人気で憧れの存在。

みんなが大好きだった。
本当にありがとう
結花、貴女はずっとみんなの光だったよ
これからも私達を優しく照らしていてね》

それを私はずっと泣きながら見ていた
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