王子と魔女の恋御伽


一瞬合う視線。


「って、うぉ!


マジでごめん!!!怪我とかしてない!?」


男は私の上を急いで飛びのいた。


「怪我はしてないけど…


君、どうしてこんなとこからーーーーー」


どうしてこんな高いフェンスから飛び降りてきたの?と聞こうとしたけど


「事情は後で!


とりあえず俺には時間がないんだ!」


そういって私の手を引っ張って走り出した。





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