誰にも負けないくらい好きです
「ついたぞ。」

ふっと見るともう校門だった。
意外とあっという間だった。

「本当にありがとう!」

「ん……。でも、ごめん。
流石にここから中には入れないから後は頑張って貰うしか無いんだけど。」

謝ることじゃないのに……

「全然!
ここまで運んできてもらったことに感謝だよ。
こっからでも、自分で頑張んなきゃ!」

「ふっ、そっか。じゃあ頑張れよ。」

少しだけ口角が上がった。
やっぱり笑ってたほうが絶対にいい!

「うん!バイバイ」

って言った時には後ろを向いてたけど
手を振ってくれた。


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