誰にも負けないくらい好きです
「何やってんの?」

ん??

この無愛想な声は


「拓弥くん?」

そう、あの無愛想イケメン
まあ、今日はヒーローとしてやろう。

桐谷拓弥くんである。


お〜人助けなんて感動だよ。

何て思っていると


「う"………。」

何やら悲痛な叫びが

と、同時に気持ち悪い感触が無くなる。

はて、と思いながら下を見ると

「……………。」

悲惨な状態になっているチャラ男が

流石に同情して差し上げます。

ついでに近くにいた仲間たちも

「う"…………。」

うずくまっておりました。

  

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