誰にも負けないくらい好きです
「まあ、俺は借り物競争ぐらいかな?」

「え?全く走らない………。」

いや、まあ少しは走るけどさ
サッカー部だった大和だよ?

もう少し活躍してもいいんしゃないの?


「ま、面倒くさかったしちょうどいいや。」

「面倒だったの?」

「うん、準備だけで体育祭やった気分。」

それくらい大変だったもんね。


「ま、明日頑張ろうぜ。」


「うん!!」

大和が足を止めた。
止まってみると

あ、家だ。
私って話に夢中になると全然気づかないんだよね。

「また明日な。」

「バイバイ」


お互い家に入った。








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