誰にも負けないくらい好きです
弥生「ありがとう、朱里ちゃん

ねぇ?

私なんか悪いことした?

あなたたちに危害が及ぶことした?

何で?

私はただただ皆と友達になりたかったんだよ?

でも、人見知りで全然しゃべれなくて…

大和といると今みたいに悪口叩かれて

気づいてないと思ってたでしょ?

でもね、ずっと前から知ってたよ?

悪口言われるか大和目当てで私と友達になるの
どちらかだってことだって知ってたよ

だから、朱里ちゃんもそうだと思ってたの

信じてあげれなくてごめんね…

ありがとう
こんな私なんかのために


そこまでしてくれて
はじめてだよ

嬉しすぎて涙が出てきちゃうくらい

ねぇ?

こんないい子をいじめるの?

私の身代わりで


てか、もういい加減にしてよ‼

やめてよ…

気づいてない振りするのも疲れたよ


苦しいよ……


辛いよ……


お願いやめてよ……」





< 26 / 157 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop