誰にも負けないくらい好きです
朱里「弥生、弥生?大丈夫?ずっと上の空だったみたいなんだけど
入学式始まるから並んでだってさ」

あ、やべー
完全にバカみたいな人じゃん
あとで、友達つくろう

弥生「あ、うんごめんね?行こっか」

朱里「弥生って何か抜けてるよね」

弥生「いや、朱里だけには言われたくないわ」

朱里「えーひどくない?」

「「アハハ」」

今も昔も変わらずに一緒にいられることが嬉しい
私にできた初めての友達
絶対傷つけたくないんだ
だから、好きな気持ちは隠す
傷つけたくないから…

いいんだよねそれで
朱里…

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