誰にも負けないくらい好きです
凛「なんか、大袈裟すぎたんじゃない?もしかしたら、最後の登校になったかもしれないんだよ?」

萌絵「いや、そうなんだけどさ、見るに耐えなくて、大和くんだっけ?
さらって、言うんだよ?
弥生が可哀想じゃん‼」

萌絵…
そんなことまで考えてくれてたんだね…
私が弱いから萌絵とか凛に迷惑かけてるんだよね…
私が弱いから、朱里があんな悲しそうな表情するんだよね…

ごめんね…

凛「誰が悪いって訳じゃないんだと思う。
誰かをす好きになれば必ず誰かが不幸になる。
幸せになれない。それが、友情なのか、嫉妬なのかは、人それぞれ。
弥生は、嫉妬…悪いことなんかじゃない。
好きになれば、誰でも起こりうることなんだからさ…
別に弥生が決して弱いからって訳じゃないと思うよ?
逆に朱里ちゃんは、恋人というのをてにいれた代わりに"友達"というものを、なくしかけている。

だから、どっちがどうとか言える訳じゃないんだと思う。
ただ、ひとつ言えるのは、
これから先は朱里ちゃんと弥生次第ってことだけ

私たちは手伝えない。ただ見守るだけしかできないんだ。

でも、自分を傷つけないでね…
自分を犠牲にしないでね…
自分を責めないでね…

約束だよ」




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