誰にも負けないくらい好きです
そんなこと初めて言われた…
だって、今まで幼なじみという関係を壊したくなくて、
振られたくなくて、
必死に気持ちを抑えていた。
でも、気づいたらもう遅かった
結局は、幼なじみという関係に甘えていただけ
本当は逃げていただけなのかもしれない。
誰よりも好き
それは変わらないよね…

だからといって、悪い訳じゃないんだ
好きの形は自由である。
思っててもいい

凛はそう言いたいんだよね…

気づかせてくれてありがとう。

弥生「ありがとう、凛…」

凛「別に思ったことを言っただけだし?そんな大したことじゃないんだよ。
些細なことでもいいから私たちに言って?
そしたら、今みたいに何か出きることがあるかもしれないじゃない。 」

弥生「うん、分かった…そうするね‼」

萌絵「少しは元気出たみたいだし、ほらもうすぐチャイム鳴るよ?早くいかなきゃだよ」

「「あ、ヤベッ」」

笑いながら、学校へ向かった


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