誰にも負けないくらい好きです
葵「いいよ!いやー、ようやくオシャレに興味持ってくれたんだね!葵は嬉しいよ!」

何故か喜んでくれる葵

でも、私が嘘をついてることを知っても喜んでくれますか?

その無邪気な笑顔を向けてくれますか?

葵「今から服持ってくるから!ちょっと待っててね」

そして、軽い足取りで階段を上がっていく葵

でも、私の心はその足取りに反比例するかのように重く重くなっていく

それは、
葵に嘘をついた罪悪感なのか 
朱里と大和から逃げ出した罪悪感
なのかは、

分からない



ただいまは、

葵「持ってきたよ!」

葵への罪悪感でいっぱいだろう


だからこそ、
私は


「ありがとう!可愛いー」

あなたにう嘘をつき続けます。

偽ります

ごめん



私は

どこか知らない見えない穴に

墜ちてったような

気がした








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