誰にも負けないくらい好きです
「私って、ある部分の記憶が無いみたい何です。

ある部分って多分中学生だったと思うんですけど………。

でも、交通事故に合ったとかはないらしんですけどね。

今日、ふとある人の顔が思い浮かんだんです。

でも、その人の顔には霧がかかっていて見えないんです。


 
なんか、思い出せない自分が本当に嫌で、思い出したいって思うのに
頭が痛くなるんです。


しかも、今更気づくなんて………」


朱里との、出会いはしっかりと覚えてる。

吹奏楽部に入ってたことも覚えてる。

でも、他の記憶はない。


それが果して記憶に残らないほどの出来事だったからなのか、

そうでないのかすらも覚えていない。






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