誰にも負けないくらい好きです
「とりあえず、自己紹介するぞ」

ダラダラと続く自己紹介

「〜〜……」

長い
眠い 
帰りたい

長い
眠い
帰り「次はお前だぞ、立花」


なんか、クスクス笑ってるひとがいる。

隣の大和は
下を向いてるけど、必死に笑いを堪えている。

だって、耳が真っ赤だもん。

てか、そんなに笑わなくたっていいじゃん!

恥ずかしさと怒りを抑えて


「立花弥生です。
分からないことが、多いかもしれませんが
実行委員になったので、頑張っていきたいと思いますのでよろしくお願いします。」



「頑張るまえに、そのボケーとするのをやめろよ。

準備するときにそんなボケーとしてると、
怪我するからな。」


………むかっ

いちいち言わ無くたっていいじゃん…。

他の人たちみたいに、スルーして次に言ってくれたら良かったのに。

「ブブッ」

ついに、笑いが堪えきれなくなった大和が
音出して笑ってるし。













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