誰にも負けないくらい好きです
「確かにそうかも。」

「何かさ、俺と朱里を変に気を遣っているような気がするんだけと。」


図星だ。
でも、気を遣ってるのは
二人のためではない。

自分が逃げてるだけだ。

ただ気を遣ってるというのを理由にして

二人が仲良くしてるのを見ないようにしているため。

ただこ自己満足だ。

でも、本当の理由を言う。

それは同時に大和に告白時なければならないということも表している。


だから、ごめんね

大和の言葉に甘えさせて……


「二人もラブラブしたいでしょ?
それに、萌絵たちとは部活の話もしたいし

まあ、気を遣ってるっていうのは嘘じゃないけど、

こっちはこっちで楽しんでるから、
変に思わないでね。

また、今度朱里と大和とと三人で帰ろうね。」


三人で帰ろうね……

この言葉が

私の首を締め付けた………




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