〈BL〉一時の幸福(しあわせ)〈短編〉
顕正が俺のを見て
クスッと笑った。

別に期待してたわけじゃないが
抱いてくれと言った時には
既にこうなっていた。

『あぁ、そうだよ』

少し、
挑発するように
言ってみた。

すると右手で俺のを握った。

『あっ‼』

態と、強く握られ、
そのままの強さで
扱きはじめられ、
声がひっきりなしに出る。

『あっ、顕正、
そんなに強く扱かないでくれ 』

「いきたきゃいけよ」

ニヤリと人の悪い笑みを浮かべて
思いっきり扱かれ、
我慢しきれずに出してしまった……

「なんだ、溜まってたのか
こんなに濃いの出して」

それを言われると恥ずかしくなる。

自慰する気が起きず、
この二週間は溜まっていた。

「陽加、俺のも扱いてくれ 」

俺は迷わずに顕正のを くわえた。

「んっ、ぁっ……」

顕正が喘いで、
尚、俺の頭を押さえて奥まで
くわえさせようと
したからそれに応えた。

俺の口の中でいった顕正のを
一滴残さず飲み込んだ。

「おま、飲んだのか?」

流石に、俺が飲み込むとは
予想してなかったみたいだ。
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