黙ってオレのモノになってね。
④デートより友達。
寝覚ましの音が聞こえボっとする頭を回転させ
バンバン手を動かし頭の上にあるスマホを掴んで耳に押し当てる。
『おはよう』
『...オハヨウゴザイマス...?』
『今日は、何の日か知ってる?』
えっと...本屋かな...?
『…本屋』
『ダレと間違えてるの?』
・・・ダレ?
パッと目を開け、スマホを確かめると美神君からの電話だった。
『ご、ごめんなさい、昨日清香ちゃんと約束してて...』
『それ、いつ?』
壁にかけてある時計を確かめた。