黙ってオレのモノになってね。
玲央君は、軽いため息を吐き制服を脱ぎワイシャツを脱ぐと上半身裸に!?
『わ、わわわわ・・・ご、ごめんなさい、服着てください』
『じゃ~どうするの?』
えっとシャツを着たままボタンをつければ済む事だよね?
玲央君を背に鞄からソーイングセットを取り出すと座ってもらいシャツを着たままボタンをつけていく。
『キミ、見た事ないよね?』
『えっと・・・少し前に転校してきました』
『ふ~ん、そうなんだ』
チラリ玲央君を見ると瞳が重なりパっと逸らしたら『髪長いんだな』
そう言って私の髪を軽く手に持ちニコッと微笑むからコクリと頷いた。
あの時以来、髪を切ってない。