黙ってオレのモノになってね。

来栖君がプリンを私の前に置くとニカっと笑いながら目の前に座り今に至るのだけど...


「ここって来栖君の家?」


プリンを食べながら目の前に座る来栖君に声を掛けた。


「そうだけど美神から聞いてない?」


来栖君の、くの字さえ出てこないし


こんな美味しいプリンが置いてあるお店自体知らなかった。


「ごめんね、あまり話してないの」


「お前たち、ほんとに付き合ってるの?それとも美神が無理やり香月をカノジョにしてるの?」


ムリヤリって訳じゃないけどお試し期間って言うのかな?


< 167 / 347 >

この作品をシェア

pagetop