黙ってオレのモノになってね。
ピアス?美神君ってピアスしてたの?知らなかった。
それだけ私は、美神君の事見て無かった事?
――そう思うと凹む。
「ところで香月」
顔を下に向け口に人差し指を当てて、あ~でも無い、こ~でも無いと考えてる途中、来栖君に呼ばれ顔を上げる。
「美神と付き合う事になったの?」
・・・そ、それは、上手く告白が出来なくて
あれよあれよと時間ばかりが経って気付けば今日になってた。
でも...いつどこで告白していいのかタイミングが掴めない。