黙ってオレのモノになってね。


「美神君には内緒にしてサプライズで来栖君の家でするってどう?」


「なんでオレの家?」


「だって来栖君の家の方が安心するかもしれないし」


「それなら香月の家の方が安心すんだろ」


「それじゃサプライズにならないよ」


「なら目隠しして香月の家に連れて行って驚かせるってどうだ?」


なぜ目隠しなの?


「ん...」


「まぁ~取りあえず分からないように誕生日会をセッティングするって事でOK?あとは、電話するから」


来栖君は、そう言うとテーブルの上から下り手を振って行こうとした。



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