黙ってオレのモノになってね。



色々考えると頭の中がゴチャゴチャ。


よし取りあえず、お風呂に入って考え直そう。


テーブルの上に置いた出来損ないのプリンを食べ、お風呂場に向かうとポケットに入れていたスマホが鳴った。


・・・ダレだろ?確かめると美神君からだった。


ドキドキしながらスマホを掴み耳に押し当てる。


『もしもし』

『る~今家に居る?』

『居るよ』

『何してんの?』

『えっと...』

『あのさ、今る~の家の前まで来たんだけど顔だせる?』


え今?


パッと身だしなみを整え髪がハネてないか近くにあったガラスで確かめる。


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