黙ってオレのモノになってね。



『友達から初めて何がしたいの?』そう声が聞こえ振り向くとダレもいなくて


見上げると美神君が上から降って来て


『る~は予約済み』


そう言って私の手を引っ張り抱き寄せると口の端を持ち上げ目の前にスマホを持ってきて


『笑って』って言うから引きつると突然頬にキスをされ


え?っと思った瞬間パシャって聞こえ・・・


『マジかよ』そう言った美木君は、気怠そうに屋上から帰って行き


キスされた私は、放心状態で何も言えなくて心臓がバクバクしてると


『あれ唇と唇の方が良かったのかな』って。


それからハッとして美神君を見るとニヤリ笑うから睨みつけ


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