黙ってオレのモノになってね。
掴まれてる手を振り払おうとしたら足がもつれて倒れそうになりヒョイっと抱えられ
『これキミのだろ』そう言って目の前にぶら下がったのは桜のお守り!?
『あ!』
『ヤッパリ、る~って書いてあったからキミのかなって』
『返して』
『いいよ。返してほしければ、黙ってオレのモノになってね。連絡は、また今度』
美神君は、お守りをポケットに入れ私を下ろし手を振って屋上から消えて行った。
それからと言うものダレからも愛される王子イヤ...
悪魔王子との駆け引きが始まり通常の5倍、心臓に悪い毎日を送ってるのです。
もう信じられないし絶対王子様だなんて認めたくない私の大っ嫌いな部類だよ!
けど...カッコいいのは認める...最悪。