黙ってオレのモノになってね。


「やっと答えが出たんだけどな、コレ貰ってもいいの?」


手紙と桜のお守りが目の前に出てきた。


「えっと...あのね、ピアスにしようって思ったんだけど似合いそうなのが見つからなくて、結局手作りのお守りにしようって」


「ありがとう」


美神君は、私の手を引っ張りギュッと抱きしめると息を吐いた。


「オレ、る~にとって魅力が無いんじゃないかって思ってた。


ずっとオレだけがドキドキしてるんじゃないかって。だから、すっげ~毎日が、不安で仕方なくて









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