黙ってオレのモノになってね。
「ッタク...無自覚って怖いな、所で美神がいなくなったんだろ、一緒に探してやるから、行くぞ」
来栖君は、私の手を引っ張ると進みだした。
「来栖君、手持たなくってもいいよ」
「又迷子になったら困る」
迷子じゃ無いもん。美神君たちが迷子になったんだもん。
って、そんな事より、来栖君って何者なの?
夜叉って何?
5中?
んんん...全然わからないよ。
手を引っ張られた私は、来栖君の横顔を見て、ため息を吐いた。