黙ってオレのモノになってね。
美神君は、私をチラチラ見ながら腕を組む心優ちゃんの隣に立ち写真を撮ってもらっていた。
はぁ...私も心優ちゃんみたいに背が高くて可愛くちゃいいのにな~って
ちょっとだけ、いじけて買い物をした覚えがあったっけ?
でも買い物終わって心優ちゃんと2人きりの時
『さっきはごめんね、心優より琉花ちゃんの方が似合ってるのにね。カメラマンの人、目がおかしんだよ』そう言ってくれたんだ。
凄く心優ちゃんって気遣いで優しくて、だから大好き。
そう思いながら図書室のドアを開け、いつも勉強してる場所に向かった。