黙ってオレのモノになってね。


「お待たせ~」


本棚から2人の居る場所を覗くと心優ちゃんが泣いていて美神君が困っていた。


「ど、どうしたの?」


心優ちゃんの隣に座り困ってる美神君を見つめる。


「あのさ~言いずらいんだけど、心優が嫌がらせを受けてるらしい。鞄につけてたキーホルダーが無くなったり


上履きがゴミ箱に入ってたりするみたいなんだけどな~


それに最近じゃ家に帰る途中、ダレかに見張られてるような気がして気持ち悪いって言ってて泣きだして


オレに学校行く時も帰る時も土日も一緒に居てほしいって」


美神君は、そう言った後...小さくタメ息を吐いた。




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