黙ってオレのモノになってね。
確実に美神君が後ろにいる。
ちょっとドキドキしながら止めていた手を動かすと
「る~」と甘い声で呼ばれ背筋をピンと伸ばしムシしたままラーメンを食べ始める。
すると美神君が来栖君の隣に座りテーブルに肘をつき私を見つめた。
「来栖2人で食べるなんてズルイだろ。オレが、る~の事気に入ってるの知ってるだろ」
「はぁ、いつも他の女と昼めし食ってるだろ」
「それはそれ、これはこれな」
どうやら美神君と来栖君は知り合いというか友達みたいです。